ファンの期待を一身に背負ってスタートしたAND JUST LIKE THAT…シーズン1。
1998年代からSATCシーズン1が放映開始。
2010年に映画版が公開されてから、12年の月日を経ての今作。
このドラマを楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。
その頃の主演クラスの4人、サラ・ジェシカパーカー、シンシア・ニクソン。クリスティン・デイヴィス、キム・キャトラルの美しかったこと。
当時のドラマでは30代だった4人も、今は50代から60代になりました。
(他の3人より少しお姉さんだったキム・キャトラルは、今回のドラマには出演してません。残念!)
今回のドラマに出演している3人の外見について、ネットで、「劣化した」「美しかったのは過去のこと」などの意見が飛び交っているそう。
ストーリーについても、色々盛りすぎなど言われちゃってます。
次のページでは、ネタバレと個人的な感想を書いていきます。
1 「AND JUST LIKE THAT…」予告編
2 『AND JUST LIKE THAT…シーズン1』第一話のあらすじと感想
キャリー、シャーロット、ミランダの3人は、久しぶりにNYのお洒落なカフェでランチ。
ミランダは、息子のブレディの部屋で彼の使用済のコンドームを踏んでしまったと愚痴をこぼします。
彼女は、ブレディと彼女のルイーザがところ構わずいちゃつくことに我慢ならないようです。
来週から大学で人権について学ぶためクラスへ通うと言うミランダに、シャーロットは、その前に白髪を赤毛に染めたら?と言います。
ミランダにはその気はありません。
シャーロットは、娘(養女)のリリーのピアノの発表会に、キャリーを誘います。
キャリーは、その日はビッグとハンプトンズへ行くから行けないと断りますが、シャーロットから予定を変更してほしいと強引に迫られます。
「ビッグに聞いておく」と答えるキャリー。
シャーロットは、憧れのママ友であるリサ・トッド・ウェクスリー(通称LTW)に偶然会い、彼女をキャリーとミランダに紹介します。
リサは上品で美人の黒人女性で、しかもドキュメンタリー作家であり慈善家という肩書まで持っている魅力的な女性です。
4人は短い挨拶を交わしますが、ミランダとキャリーは私用のために退席します。
2人がいなくなった席に座ったリサは、シャーロットに義母の愚痴を軽くこぼして去っていきます。
主演3人と同じテーブルには座らなかったリサ。リサはサマンサの代わりではないっていう制作側の意図を感じます。
店を出たキャリーとミランダは、サマンサの話をします。
キャリーの本の出版の広報担当だったサマンサに対して、もう広報はいらないと伝えたところ、サマンサが怒って疎遠になってしまったとのこと。
仲直りしようと努力したけれど、サマンサは連絡をくれず、ミランダやシャーロットとも音信不通に。
今はロンドンにいるサマンサ。
「彼女は死んだってかんじね」と呟くミランダ。
帰宅したキャリー。
熱いキスを交わすビッグとキャリー。
ビッグの好きな、「トッド・ラングレン」の曲を聴きながら料理をする。
キャリーはビッグに、リリーのピアノの発表会の話をして、ハンプトンズへ行く日をずらしてもいい?と訊ねます。
ビッグは快く受け入れ、「その日は家で過ごすから心配いらないよ」と言います。
ペロトンのインストラクターの配信を見ながら、フィットネスバイクに乗ることが、最近のビッグのトレーニング方法なのです。
インストラクターの名前はアレグラと言い、若いバルセロナの女。
キャリーは、「嫉妬してしまう」と冗談を言います。
大学で人権について学ぶためクラスへ向かうミランダ。
途中見つけたバーでカクテルを注文する。
バーテンから開店前だと告げられ、スマホの時間を見ると10時半と書いてある。
待ち受けには、幼少期のブレディの写真が。
朝だし学校行く前だし、お酒飲むタイミングおかしいって
大学のクラスルームに着いたミランダ。
空いているイスに座ろうとしたミランダに、隣の席の女性が、「そこは教授の席よ」と教えてくれる。
次にその席に座ろうとした女性に、ミランダは親切心で、「そこは教授の席よ」と教える。
だが、その女性は教授のナヤ・ウォレスだった。
驚いたミランダは、ナヤがブレイドヘアーであることや黒人であることなど余計なことを口走り、その場の空気を凍り付かせてしまう。
帰りの地下鉄のホームで、ミランダはナヤに自己紹介をやり直したいと話しかけるが、おじさんのエレキギターや電車の音がうるさくて、上手に伝えることができない。
そしてナヤもまた、恋人との間で体外受精に挑戦中という問題を抱えていた。
ポッドキャストのスタジオで、コメディアンのチェ・ディアスと、ジャッキー・ニーと収録中のキャリー。
司会のチェは、クィアでノンバイナリー。
キャリーは、チェから自慰行為はするかと質問されます。
男女問題の質問には上手に答えられるキャリーだが、下品な話は苦手なキャリー。
どう返せばいいのか言葉に窮してしまいます。
収録後、チェから(マリファナを吸いながら)、「もっと自分を出して話して」と言われます。
戸惑いながらも、「アソコの底力を見せる!」とやる気を見せるキャリー。
自宅のベッドで、キャリーはビッグに自慰行為をしてみせてと言う。
ビッグはふざけながらもキャリーに従い、ふたりはキスを交わす。
発表会当日、キャリーは結婚式の日の思い出のハイヒールを履く。
「今夜ハンプトンズへ行くならメールして」とビッグに伝えて家を出る。
ビッグは愛おしそうにキャリーを見つめていた。
シャーロットの自宅では、今夜のために買ってきた「オスカー・デ・ラ・レンタ」のドレスを、もう一人の娘のローズが着ないと言い出していた。
シャーロットの夫のハリーも説得を試みます。
両親は並んで、「お願いだから着てちょうだい」と懇願します。
発表会の会場に現れたローズ。
シャーロットが用意したドレスの上から、オーバーサイズの黒い柄入りTシャツを羽織り、頭にはふくろうの帽子を被っていた。
「ステキなコーディネート」と褒めるキャリー。
シャーロットの長年の友人アンソニーは、「リトル・イディみたい」とこき下ろします。
ハリーは、ミランダと夫のスティーブを見つけて挨拶します。
スティーブは難聴のために、両耳に補聴器をつけたと話します。
「もう老人だよ」とは言うスティーブをミランダは笑って励まします。
そこへ、遅れてスタンフォードが到着します。
車から降り立った彼は、青紫色のスーツでビシッと決めています。
スタンフォードは、自分を置いて行ってしまった恋人のアンソニーに対して怒っています。
友達関係から恋人になったゲイカップルの二人ですが、最近は喧嘩が絶えないようです。
発表会の開演前に、女性用トイレの長蛇の列に並ぶキャリーとミランダ。
なかなか順番が回ってこないことに業を煮やした二人は、男性用トイレに入ります。
途中初老の男性が入ってきますが、「ここは男性用トイレで合ってますよ」と言い、悪びれもせずにトイレを出る。
いくら年を重ねて若干図々しくなったとしても、男性用トイレは入らないなあ。これは50代女性のリアルなのか?
発表会が始まり、リリーのピアノの演奏の素晴らしさに、観客は驚きながら聴き入ります。
その頃、ビッグはアレグラの配信を見ながら、自宅でフィットネバイクをこいでいた。
ビッグが心臓病の薬を飲んでるって描写があったし、
このトレーニング嫌な予感しかない
トレーニングを終えてバイクから降りると、キャリーにメールを送信します。
「今夜出かけよう」
スマホをシャワーの落ちる水たまりに落としてしまったビッグは、それを拾おうとしますが、左の胸を押さえ崩れ落ちます。
そのまま、動かなくなるビッグ…
発表会が終わり、ビッグからのメールを見たキャリーはすぐに自宅へ帰ります。
そこで、床に座って壁にもたれて朦朧としているビッグの姿を見つけます。
キャリーは彼の名前を叫び抱きかかえました。
ビッグの死で幕を閉じます。
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