ドラマ【ホワイト・ロータス】タニアがベリンダに渡したお金はいくら?その他考察

ナターシャ・ロスウェル ドラマ

海外ドラマ【ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル】 

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最終回の第6話で、タニア(ジェニファー・クーリッジ)がベリンダ(ナターシャ・ロスウェル)に封筒に入った札束を渡すシーンがありましたね。

タニアはお金持ちだし、封筒からはみ出しそうな札束はけっこうな金額が入っていそうな気がしますが、本当のところいくら入っていたのでしょう。

そして、ベリンダの涙の意味と、タニアの言動について深堀してみたいと思います。 

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封筒の中の札束の金額は? 

封筒の中の札束は、75,000ドルです。

VARIETYのインタビュー記事の中で、タニア役のジェニファー・クーリッジが「その包みには75,000ドルが入っていました」と発言しています。

75,000ドルって高そうだけど、日本円にするといくらなんだろう? 

調べてみたところ、日本円にすると約1,000万円だそうです。 

え?1,000万?

けっこうな額のお金を、タニアはベリンダに渡したんですね。

さすがタニア。規格外のお金持ちです。

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札束を渡されたベリンダの涙の意味

札束を渡されたときのベリンダ(ナターシャ・ロスウェル)は涙を流していましたね。

そのときのベリンダの気持ちについて考察します。 

スパの受付にやってきたタニア(ジェニファー・クーリッジ)は、ボーイフレンドとのことを話したり、ベリンダの人柄を褒めて今までのお礼を言います。

ベリンダはそんなタニアの話を笑顔で聞いていますが、タニアが「それで起業の話なんだけど」と話し始めると顔色が変わります。

ナターシャ・ロスウェル 

このときのベリンダの表情には、タニアがスポンサーになってくれるという淡い期待を裏切られたことへの失望が見てとれます。

そりゃそうですよね。

ベリンダはタニアから起業の話を持ち掛けられて、その気になって息子へも話し、起業の提案書まで書いたのに、結局白紙では失望を通り越して腹が立つと思います。

しかも、タニアの話すことは自分のことばかりです。 

ですが、そこはお客と従業員の関係。怒りは顔には出しません。 

推測するに、ベリンダはあまり裕福ではなく、自分の持っているお金だけで起業するのはとても無理な経済状態だと思われます。  

電話をかけてきた息子との会話でもわかるように、ホテルはブラック企業で、給料や待遇面などもあまり良くないようです。

だからこそ、タニアがスポンサーになってくれれば道が開けると思ったはずです。 

タニアが「受け取って」と差し出した封筒には、多額の札束が入っていて、それを手に取ったベリンダにもずっしりとした重さがわかったはずです。 

ベリンダの表情は泣き顔のままですが、スポンサーを断られた代わりに差し出された札束を何も言わずに受け取るあたりに、彼女の素直な貪欲さを感じます。 

そして、このときのベリンダの札束の受け取り方。

何も言わないし、片手で受け取るし、すぐに机の引き出しに入れるあたり、やっぱりベリンダの怒りの表れだとも思いますが、タニアの話に振り回された自分への怒りもあったのかもと思います。

私だったら、スポンサーを断られたとしても「ありがとう」くらい言うかな?

だって、1000万なんて大金をくれるんですよ? 

ベリンダの涙は、スポンサーを断られたことへのショックもあったかもしれないけれど、それで75,000ドルなんて大金をくれることへの驚きと嬉しさもあったのではと思います。

ちなみに、この1,000万という金額、ベリンダにとってもちろん大金ですが、ハワイという土地柄もあり、エステ店を起業するには全然十分な金額ではないようです。

ハワイ

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札束を渡したタニアの心境

タニアは札束の入った封筒をベリンダに渡します。

金額は日本円で1,000万という大金です。  

タニアはベリンダの仕事ぶりや人柄を気に入っていたし、スポンサーになる話を反故にしてしまったことへの謝罪の意味もあって、ベリンダに大金をあげたのだと思います。

ホテル ホワイトロータスに泊まる客は基本的には裕福ですが、タニアもかなりのお金持ちです。 

ですが、ドラマに登場する他のお金持ちは、いくら裕福でお金がうなるほどあっても、どのような理由があるにしても他人にお金をあげるような人はいません。

タニアのベリンダに対する、謝罪以上の深い気持ちがうかがえると思います。

ジェニファー・クーリッジ

タニアはお金を渡したあとスパを出ますが、すぐに置き忘れたサングラスを取りに戻ります。

このあたりはよくある演出ですが、この場面ではかなり意味のある演出だと思います。

受付のカウンターの上にあるサングラスを取るとき、タニアはちらりと封筒がすでにないことを見たでしょう。 

ベリンダが封筒の札束をバッグなり引き出しなりに仕舞ったことを確認して、タニアの表情が一瞬緩んだように見えました。

きっと、ベリンダへの罪悪感が晴れたのだと思います。

ちなみに、サングラスを取りに行く演出ですが、これはタニアを演じるジェニファー・クーリッジ本人が思いついた演出です。

この演出について、クーリッジはVARIETYのインタビュー記事の中で、「浅はかでくだらないことだった」と答えています。 

この場面をカットして欲しいと思ったようですが、監督のマイク・ホワイトは必要だと判断して残しました。

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ベリンダのその後

ベリンダは、客のタニアからも支配人のアーモンドからも信頼を得ていました。 

それは、彼女の周りの人に対する姿勢からくる評価だと思われます。

タニアからスポンサーになることは断られましたが、起業の提案書を書いたり、タニアから高い評価を受けたことで自信につながったと思います。 

ラストで、支配人のアーモンドと出産したラニが他の俳優にかわり、1列に並んで客を出迎えるシーンは若干の胸騒ぎを感じましたが、最後の最後ベリンダの笑顔には希望もあるような気がしました。

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まとめ

タニアがベリンダに渡した封筒の中の札束は75,000ドル(日本円で1,000万超)でした。スポンサーを断る謝罪の意味があるとしても、かなりの金額でしたね。 

札束を渡されたときのベリンダの涙の意味と、札束を渡したタニアの心境と、ベリンダのその後についても考察しました。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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